「起業家のクレド」シリーズ、今回は第23回です。
今回のクレドは、チームで活動するうえで、とても大事な考え方です。
TMCやゼロイチラウンジのメンバーでなくても、会社で出世したい、どんな活動の中でも必要とされる人でいたい。そう思うなら、持っておいて損のないマインドセットです。
- リーダーとメンバー、それぞれが目指すべきもの
- メンバーが「チームを勝たせよう」とすると、衝突が起きる理由
- リーダーを勝たせる人が、結果的にチームを勝たせる仕組み
リーダーがチームを勝たせる!
チームはリーダーを勝たせる!
リーダーの仕事は、ただ一つ

コミュニティや組織の中でチームができると、必ずリーダーがいますよね。
リーダーがやることは、ただ一つです。チームを勝利に導くこと。スポーツで考えると分かりやすいと思います。
そして、最終的な判断と決定をするのはリーダーです。リーダーが決めて、リーダーが責任を取る。これがリーダーの役割です。
リーダーシップは、全員が持つもの
ただし、リーダーが決めるからといって、あなたがリーダーシップを発揮しなくていいわけではありません。
リーダーというのは、あくまで役割です。一人ひとりが起業家なのだから、リーダーシップは、役割や立場に関係なく、全員が発揮するものです。
第5回でお話しした「私はリーダー、あなたもリーダー」と同じ考え方です。

リーダーは役割。リーダーシップは全員のものです。
メンバーは「チーム」ではなく「リーダー」を勝たせる

では、メンバーは何をすればいいのか。「チームを勝利に導く」でしょうか。
違います。メンバーが意識すべきなのは、リーダーを勝たせることです。
なぜなら、リーダーはチームを勝利に導こうとしているからです。リーダーを勝たせることが、結果的にチームを勝たせることにつながります。
👉 一人でやりたくて起業しても、一人ではいられない。ビジネスはチーム戦【起業家のマナー⑬】
「チームを勝たせよう」が、衝突を生む
メンバーが直接「チームを勝たせよう」と思うと、何が起きるか。
リーダーとの間で、「私はこう思います」という衝突が起きるんです。
チームを勝たせるために、別のやり方のほうがいいと思うことは、もちろんあるでしょう。でも、それを一番に置いてしまうと、リーダーと意見が合わなかったときに、「あの人の意見はダメだ。私たちでやろう」となります。
最終的には、クーデターになってしまうんです。
👉 ストーミングを完了させる|和を乱さないチームは、強くなれない【起業家のクレド⑪】
リーダーを勝たせる人は、対話を諦めない

一方で、「リーダーを勝たせるんだ」と思っていれば、リーダーの方針に違和感があっても、リーダーとのコミュニケーションを諦めません。
- 「私は、こうやったほうが勝てると思います。どう思いますか」
リーダーを仲間外れにしたり、引きずり下ろそうとしたりするのではなく、リーダーを勝たせることでチームを勝たせる方向に進むんです。
同じことを目指しているようで、たどり着くプロセスがまったく違うんですね。

意見が違うときこそ、リーダーを勝たせる前提で話すんです。
おわりに ── あなたの立場で、何を勝たせるか

あなたがリーダーなら、チームを勝たせるのがあなたの役目です。あなたがメンバーなら、リーダーを勝たせるのがあなたの責務です。
チームで活動するときは、このマインドセットをぜひ叩き込んでおいてください。
繊細な人は、リーダーの迷いや負担にも気づける人です。その気づきを、リーダーを支える力に変えたとき、チームはひとつになります。

リーダーはチームを、チームはリーダーを勝たせる。これがチームです。
それではまた、次回のコラムで。
※本コラムは、YouTubeで公開された動画「127.起業家のクレド23」の内容を、読み物として再編集したものです。






