「起業家のクレド」シリーズ、今回は第16回です。

安定したい。人間なら、誰でもそう思いますよね。

でも、今回お伝えしたいのは、安定したいなら、これまでと違う、怖くて危険な選択をしなさいということです。一見、矛盾しているように聞こえますよね。

この記事でわかること
  • 脳が「いつも通り」を選ばせようとする理由
  • 欲しいものが、常識の外にしかない理由
  • 変化する世界で、変わらないことが一番の危険になる理由
クレド16

非常識を選択する!

安定したいなら、これまでと違う、怖くて危険な選択を

脳は「昨日と同じ」をさせたがる

いつもの日々を示すカレンダーの輪と、新しい扉を見つめる起業家のイラスト

脳の役割は、生存です。生き延びるためには、安定していたい。つまり、昨日と同じことをさせたいんです。

だから、何か違うことをしようとすると、「危険だからやめておけ」「しないほうがいいんじゃないか」という情報を一気に出してきて、やらない決断をさせようとします。これは生存本能なので、仕方のないことです。

「いつもの思考の枠」の中は、安心で安全

あなたにとっての安全とは、いつもの思考パターンです。当たり前、常識と言い換えてもいいでしょう。

会社員なら、いつもの駅からいつもの電車でいつもの会社に行く。慣れているので、プレッシャーはありませんよね。

いつも行くご飯屋さんも同じです。値段も分かっているし、店員さんの顔も知っている。安心して入れます。

この思考の枠の中は、安心で安全です。だから私たちは、本能的に枠の中だけでやろうとするんです。

👉 当たり前、普通、常識など1つもない|「普通は」と言った瞬間、思考は止まる【起業家のクレド⑩】

欲しいものは、枠の外にある

慣れた枠から踏み出し、新しい可能性へ向かう起業家のイラスト

一方で、あなたには「こうなりたい」がありますよね。

  • 月収100万円を稼ぎたい
  • 家族で、もっと旅行に行きたい
  • 体を鍛えたい、すらっとしたい
  • 理想のパートナーに出会いたい

これらは全部、あなたのいつもの当たり前の外にあるものです。

だとしたら、手に入れるには、枠の外のことをしなければいけません。安心・安全の反対は「危険」、常識の反対は「非常識」です。

今、会社員として月収20万円を得ているなら、今までどおり安心・安全なことをやれば月収20万円は得られます。でも、月収100万円はやったことがない。だったら、今やっていることを続けていてはいけないんです。

同じことをしていたら、同じ結果しか得られません。

ぬくぬくした環境では、弱くなる

「変化できるものが生き残る」という言葉は、よく進化論とともに語られます。

いつも安心・安全な環境で育ったペットと、いつ食べられるか分からない環境で育った野生の動物。どちらが強いかは、聞くまでもないですよね。

同じことを続けていると、人は弱くなっていくんです。

世界が変わるのに、自分だけ変わらないとどうなるか

従来の紙仕事を続ける人と、変化する職場の様子を対比したイラスト

もう一つ、大事な視点があります。

あなたがずっと同じでいようとしても、世の中は常に変化しています。インターネットが出てきて、SNSが出てきて、今はAIが出てきた。世界の常識は、すごいスピードで変わっています。

その中であなただけが立ち止まっていると、あなたの「普通」は、だんだん普通ではなくなっていくんです。

会社でAIを導入するときに、「AIは使えません」と言っていたら、取り残されていきますよね。物価も上がり、円安も進み、外の環境は大きく変わり続けています。

外の環境が変わっているのに自分が変わらないことは、じつは本当の意味での安心・安全ではないんです。

変わらないことが、いちばんの危険なんです。

おわりに ── 安定したいなら、非常識を

慣れた道を離れ、変化を通じて安定へ向かう橋を渡る起業家のイラスト

本当に安定したいなら、あなた自身が変化しないといけません。変化するとは、今までと違うことをやること。あなたにとって危険で、非常識なことをやることです。

安定したいなら、非常識なことをやりなさい。面白い逆説ですよね。

繊細な人ほど、慣れた枠の中で安心していたいと感じるかもしれません。でも、一歩外に出たときに感じる怖さは、あなたが前に進んでいる証拠です。

安定は、変化し続ける人のところにやってきます。

それではまた、次回のコラムで。

※本コラムは、YouTubeで公開された動画「120.起業家のクレド16」の内容を、読み物として再編集したものです。

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