「起業家のクレド」シリーズ、今回は第3回です。

目の前にチャンスが降ってきたとき、あなたは何と答えていますか。

  • 「自分にはまだ早いです」
  • 「自信がありません」
  • 「ちょっと検討させてください」

もしこう答えているなら、少し厳しい言い方になりますが、成功はなかなか訪れません。これは、とても重要な原理原則です。

この記事でわかること
  • チャンスをくれる人が、あなたの何を見ているのか
  • 「検討します」が、現状維持の宣言になってしまう理由
  • 即答できる自分になるための、具体的な考え方
クレド03

YESか、はいか、喜んで

脳みそフル無視で、即答する

チャンスをくれる人は、あなたの「態度」を見ている

メンターが差し出すチャンスを、起業家が前向きに受け取る場面

すでに成功している人や、あなたにチャンスを与えようと声をかけてくれる人は、あなたの態度を見ています。

成功している人は、自分の中に成功のセオリー、勝ちパターンをもう掴んでいます。あなたは、まだそれを掴んでいません。

その人から「こうやってみたら」「やってみるかい」と言われたときに、即答で「はい」と言えなかったら。その人には、あなたにもう一度チャンスを与える理由がありません。

それでも、よかれと思って、チャンスの前髪をあなたの前に垂らしてくれている。それを掴めるかどうかは、あなたの返事ひとつにかかっています。

チャンスの前髪は、返事ひとつで掴めるんです。

脳は、5秒あれば「やらない理由」を探し出す

脳は、5秒あれば「やらない理由」を探し出す

なぜ、即答できないのか。私たちの脳は、現状を維持したいからです。

いつもと違うチャンスや投げかけが来ると、脳は断りたくなります。

  • 「期待に応えられなかったらどうしよう」
  • 「信頼を損なうんじゃないか」
  • 「周りから変な目で見られるんじゃないか」

こうした防衛反応が働くんですね。

アメリカの有名なコーチ、メル・ロビンズが提唱した「5秒ルール」というものがあります。脳は5秒の時間を与えられると、その5秒で、やらない理由をめちゃくちゃクリエイティブに探してくれるというものです。

師匠の言うことは、最短ルート

日本の江戸時代の丁稚奉公でも、師匠の言うことには「はい」か「喜んで」しかありませんでした。

未熟な脳みそで考えても、未熟な成果しか出ないからです。

すでに成果を出してきた先生は、たくさんの失敗を繰り返して、今の成功にたどり着いています。その人が「こうしなさい」と言うなら、それは最短ルートです。

それに「いいえ」と答える理由が、そもそもありません。もし答えたくなるなら、その人から学ぶのをやめたほうがいいくらいです。

「はい、喜んで」の人ほど、伸びていく

「はい、喜んで」の人ほど、伸びていく

私の身近でも、仕事を任せたときに「はい、喜んで。分かりました」と言う人は、すごく伸びていきます。

やったことのないことを、やると即決しているからです。今までと違うことをやるから、今までと違う結果が出ます。

一方で、「検討します」「できたらやります」「ちょっと無理かもしれません」と言う人は、返事の時点で「現状を維持します」と宣言しているのと同じです。

違いは、エネルギーの使い方です。

  • 即答できない人は、「やろうかな、やめておこうかな」と、やるかやらないかに時間をかけ続けます。
  • 即答した人は、もう進むと決めているので、「どうやって進もうか」に時間と労力と脳みそを使えるんです。

最初の返事だけで、結果は大きく変わります。

👉 学んでいるのに成果が出ない理由。成果が出る人の7ステップ【起業家のマナー③】

その場でやるか、家に帰ってからか

コミュニティでワークをするときも同じです。

その場ですぐやる人は、場のエネルギーと熱量を感じながら、新しい自分になるワークができます。

「今は気分が乗らないし、家に帰ってからやろう」と思う人は、その場のエネルギーを受け取れません。そして家に帰ると、脳は現状維持にしか興味がないので、結局できないんです。

筋トレも、いつものんびり過ごしているリビングでやろうとしても、なかなかその気になれませんよね。でもジムやパーソナルトレーニングに行くと、場の力でできてしまう。それと同じ原理です。

謝るときも、即答する

謝るときも、即答する

人間関係でも同じです。

自分が悪いと分かったら、言い訳したい気持ちや、相手を責めたい気持ちがあっても、まず非を認めて「ごめんなさい」と言える人。そういう人は、信頼という、いちばん手に入れたい武器を手にできます。

そこで考え込んで言い訳を並べたり、歯切れの悪い返事をしたりすると、信頼は得られません。

即答しないと、自己正当化が始まる

「はい」以外の答えを持ち込むと、まず現状維持の装置が強力に働き出します。当然、結果は出ません。

すると、今度は自己正当化が始まります。

  • 「あの先生のやり方は、私には合わないんじゃないか」
  • 「別のコミュニティに行ったほうがいいんじゃないか」
  • 「あの商品を買ったほうがいいんじゃないか」

本当は、先生の言うことを即答でやってみれば、何かしらの結果が出ていたはずなのに。

躊躇したことで、お金も、時間も、労力も払い続けて、成功から遠ざかっていくんです。

おわりに ── 葛藤が起きる場所を、観察する

おわりに ── 葛藤が起きる場所を、観察する

ぜひ一度、振り返ってみてください。即答してうまくいった経験と、躊躇してチャンスを逃した経験。

どちらも、きっと思い当たるはずです。

そして、これからは何を言われても「YESか、はいか、喜んで」でやってみてください。そのとき、脳の中では必ず葛藤が生まれます。

どんなところで決断が鈍るのか、どんな引っかかり方をするのか。

自分の内側を観察することが、これからのあなたの羅針盤になります。

迷ったら、脳みそフル無視で「はい」。これ一択です。

それではまた、次回のコラムで。

※本コラムは、YouTubeで公開された動画「107.起業のクレド3」の内容を、読み物として再編集したものです。

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