2026年8月15日から18日までの4日間、カンボジアへ行ってきました。この地に足を運ぶのは、今回で5回目になります。

今回の視察は、私たちにとって大きな節目になりました。
これまで続けてきた教育支援を「その場限り」で終わらせず、現地と日本がずっとつながり続けるための仕組みを、本格的に動かし始めたからです。

寄付だけでは、いつか続かなくなる

最初にカンボジアへ学校を寄贈させていただいたとき、強く心に残ったことがありました。

自分たちで稼いだお金を、現地に寄付する。それ自体はもちろん尊い活動です。

でも、私たちの状況が変われば、資金もエネルギーもいつか尽きてしまう。そうなったら、支援そのものが止まってしまいます。

これでは、本当の意味で現地の力になり続けることはできない。そう痛感したんです。

本当に必要なのは、一時的な善意に頼ることではありません。現地で経済が回り、自分たちの力で発展していける仕組みをつくることです。

この構想を進めるにあたっては、事業モデルの設計そのものについて、ワールドクラスパートナーズ株式会社 代表取締役の大森健巳先生から、日頃より多くのご助言をいただいています。

先生のアドバイスをいただきながら、単なる寄付にとどまらない、持続可能な形を少しずつ具体化しているところです。

カンボジアに、村をつくります

いま計画している3校目の学校建設予定地。その近くの土地をお借りして、日本と現地の架け橋になる拠点をつくろうとしています。

今回の視察では、この構想を対象エリアの村長さんに直接ご相談させていただきました。

村の方々との話し合い

さらに、地域の将来を支えている有力者の方々にもお集まりいただいて、なぜ私たちがこの地で活動するのか、これから一緒にどんな未来をつくっていきたいのか——自分たちの想いを、正面からお伝えしました。

地域の皆さんに深くご理解いただき、信頼関係を築くことができた。本当に実りのある4日間でした。

この村づくりでは、NPO法人earth tree 代表理事の加藤大地さんに、全面的にご協力いただいています。

加藤さんの力をお借りしながら、現地に新しい雇用を生みつつ、カンボジアに豊富にある竹を建材に使った、環境と調和する宿泊研修施設を建てていきます。

「日本の当たり前」が、当たり前じゃないと気づく場所に

この竹の宿泊施設は、将来的に日本企業の研修拠点として使っていく計画です。

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日本から経営者やビジネスリーダーの方々にこの地を訪れていただき、現地の人たちの温かさや、自然と調和した暮らしに触れてもらう。

物質的な豊かさの中にいると、どうしても見落としてしまう「すでにあるものに目を向ける」という感覚を、肌で感じていただきたいと思っています。

日本での毎日が、どれだけ恵まれているか。それを心から感じられる体験は、人としての在り方やリーダーシップを磨く、何よりの機会になるはずです。

そして、日本からの訪問者が増えれば、現地に経済の循環と雇用が生まれます。その循環が、また地域や子どもたちの未来を支えていく。

倒れた校舎を、人力で起こして使っている

老朽化した木造校舎

村づくりと並行して、いま緊急で取り組んでいるのが3校目の学校建設です。

今回支援させていただく学校は、先日の激しい大雨で、校舎が一度、完全に倒壊してしまいました

いまは、倒れた校舎を人の力でなんとか起こして、そのまま使い続けています。ただ、建物全体が大きく歪んでいて、いつまた倒れてもおかしくない。本当に危険な状態です。

子どもたちが安心して学べる場所を、一日でも早く取り戻したい。その一心で、2026年11月の完成を目指して新しい校舎の建設を進めています。

この学校建設と今回の現地同行には、KHJ Group 代表のフン シンホン社長に全面的なご協力をいただきました。

社長の力強い現地ネットワークと、弊社を含む複数の賛同企業様からの温かいご寄付によって、危険にさらされている子どもたちに、安全な学び舎を届けます。

これからも、現地とともに

子どもたちとの集合写真

子どもたちに安全な学び舎を届ける学校建設と、現地の自立と日本の心の豊かさを育む村づくり。

どちらも、一人では到底できないことです。

ご協力いただいている皆様
  • ワールドクラスパートナーズ株式会社 代表取締役 大森健巳 先生(事業モデル設計へのご助言)
  • NPO法人earth tree 代表理事 加藤大地 さん(村づくり・竹を活用した施設建設)
  • KHJ Group 代表 フン シンホン 社長(学校建設・現地ネットワーク)
  • 賛同企業の皆様(ご寄付によるご支援)

皆様のお力添えをいただきながら、これからも現地に寄り添って、一歩ずつ進んでまいります。

建設の進み具合や村づくりの様子は、今後もこのホームページで随時ご報告していきます。引き続き、温かいご理解とご支援をいただけましたら幸いです。

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