清水早織(さおりん) ─ 時給800円のオンライン秘書だった私が、チームを持つまで

清水早織-Saori Shimizu
通称:さおりん
感情統合・深層心理へのアプローチを専門とするスタッフ。
行動を妨げる心理的ハードルや固定観念の解放を担当。
受講期間中、感情的に困難な場面でいつでも相談できる体制を提供。
ゴールドプランの随時サポートに対応。
感情統合
心理サポート
TMCを裏から支える「縁の下の力持ち」であり、メンタルブロックを解きほぐしてビジネスを加速させる専門家でもある清水早織(さおりん)。
いまは30名規模のチームを率いています。けれど始まりは、時給800円。しかも、自分でやりたくて始めた仕事ではありませんでした。
※こちらは8/24に開催された「TMCトーク」をもとに構成しています。
STORY
これまでのあゆみ
「やりたくて始めた」わけじゃなかった

私がオンライン秘書を始めたのは、13年ほど前のことです。
会社を経営している友人から「さおりちゃん、ちょっと手伝ってよ」と声をかけられたのがきっかけでした。パソコンや事務作業が得意だったので、そこを手伝ってほしい、と。
つまり「これがやりたいから始めた」のではなく、「頼まれて始めた」んです。
当時その方と私は離れた場所に住んでいましたが、「オンライン秘書ならできるから」と言われて。話を聞くと、アメリカのAmazonで日本の商品を販売されていて、英語のメッセージ対応をしてほしいということでした。
そこから10年近く、その社長のもとでいろいろな仕事をさせていただきました。
スタートは、時給800円でした
始めた当時の時給は、800円ほど。大阪の最低時給が850〜900円だった頃なので、本当にそこからのスタートでした。
10年ほど続けるなかで物価も上がり、「これだけ働いたので、少し上げてください」と自分から交渉して、最後は1,300円から1,600円くらいまで上げていただきました。
それでも、時給で働く日々だったんです。
息子の不登校で、私のほうが折れそうになった
3年ほど前、私はカウンセラーになりたいと思うようになりました。
きっかけは、息子の不登校です。中学1年生だった息子が「学校に行きたくない」と言い始めたとき、私のほうがすっかりメンタルをやられてしまいました。
当時の私は「学校に行かないなんて、ありえへん」と本気で思っていたんです。その価値観のまま息子と向き合っていたので、苦しくて仕方がありませんでした。
この経験から、同じように悩む人の力になりたいと思い、カウンセラーの道を志すようになりました。
肩書がついた瞬間、問い合わせが入り始めた

カウンセラーになろうと決めたものの、「お客さんがつかなければ始まらない」と思い、山田直美先生の講座に学びに行きました。
入って1か月半ほど経った頃、初めてのリアル合宿がありました。そこに来ていたのが、たかみっちーです。
合宿には「USP(肩書)を決める会」がありました。思い切って手を挙げたら来てくれて、5分ほどのヒアリングのあと「清水さん、これで行けばいいですよ」と渡されたのが、この肩書です。
「ITアレルギーな女性起業家のためのオンライン秘書」
少し長いのですが、私がやってきたことと、それを必要としている人が、この一言に全部入っていました。
Facebookのプロフィールとカバー写真をこの肩書に変えて投稿したところ、問い合わせがすっと入ってくるようになりました。
そこから一気に、仕事が動き始めたんです。
やっている仕事の中身は、何ひとつ変わっていません。変えたのは、名乗り方だけでした。
45秒話すのも、嫌で仕方がなかった

その頃、同期たちが次々とTMCに入っていきました。私も入りたい気持ちはあったのですが、金額を聞いて「そんな額、私には払えない」と思っていたんです。
当時の私は人前で話すことが本当に苦手でした。どれくらい苦手かというと、たった45秒のスピーチでさえ、嫌で嫌で仕方がなかったほどです。
毎回いろんな人に「緊張しないためにはどうしたらいいですか」と聞いて回っていました。返ってくる答えは決まって「緊張するのは当たり前だから、とりあえず話せばいいよ」。
それでも、怖かったんです。
セールスについても同じでした。「私にセールスなんて絶対に無理」と思い込んでいて、たかみっちーに相談することすら避けていました。
相談すれば、きっと何か売られてしまう。断ったら関係が悪くなるかもしれない。そう考えて、ずっと逃げていたんです。
20分で商品ができて、初めて売れた
講座の締めくくりは、遠藤先生と山田直美先生による2日間のセールス合宿でした。しかも、チーム戦です。
「私が1件も売れなかったら、チームはどうなるんだろう」。
そう悩んでいたときに、よく相談に乗ってくれていた同期が言ってくれました。「たかみっちーに相談したらいいやん。無料相談やってくれるし」。
それでも避け続けて、最後の最後に「聞くだけ聞いてみよう」と腹をくくりました。
すると、わずか20分ほどで商品の形ができてしまったんです。「これを持っていけばいいやん」と言われて、正直「そんな簡単に……」と思いました。
誰に売ればいいのかは、まだ分かりませんでした。それでも、何も持たずに行くよりはましかもしれない。
そう思って挑んだ結果、無事にセールスができ、チームの売上にも貢献できました。
「ちゃんとしなきゃ」が外れた日
同じ頃、山田直美先生から「5日間、毎日Facebookライブをやりなさい」という課題が出ました。人前で話すのが苦手な私にとっては、まさに無理難題です。
たかみっちーに「すごく嫌なんですけど、私やらなくていいですかね」と泣きつきました。返ってきたのは、こんな言葉です。
俺やったら、やらん。ただ、直美先生の講座生の手前、俺も先輩やし「やらんでいい」とは言われへんな。
そのうえで、こう提案してくれました。「じゃあ俺が出るから、3日でいい」。
1日目はフリーアナウンサーの方
2日目は話すのが上手な同期
そして3日目がたかみっちーでした。
始まる前に言われたのは、「俺のことはツッコんでくれたらいいから。あとは俺が質問するから、任せとき」。
私はずっと「ちゃんとしなきゃ」が強すぎて、ライブも完璧にやらなければと力んでいました。それが、一瞬で緩んだんです。
緊張はしていましたが、無事に終えることができました。
いま振り返ると、あれが私にとって、最初に「ブロックが外れた」体験だったのだと思います。
受講生150人が集まるイベントで、実行委員長を務めた

TMCに入って1年ほど経った頃、たかみっちーが「TMCアワードをやりたい」と言い出しました。ホテルを貸し切り、受講生150人以上を集めて、メンバー全員を壇上に上げるという大きなイベントです。
私はそれまで運営を担当していたわけではありませんでしたが、秘書として1年近く働いていたことで、全体をまとめたり、物事を決めていく役割が向いているかもしれない。
そう考えて、実行委員長を務めさせていただきました。
45秒話すのも嫌だった私が、150人規模のイベントを取りまとめる側に立つ。振り返ると、あの経験が大きな転機だったと思います。
一人の秘書から、30名のチームへ

カウンセラーになりたくてTMCに入ったものの、活動していくうちに「今の自分には、まだそこに使える資金がない」と気づきました。学ぶためには自己投資が必要です。
それなら、まずは売上を上げよう。そう決めて、一度オンライン秘書に振り切ることにしました。
それまで一人でやってきた仕事をチーム化し、最初は30名ほどのスタッフが集まってくれました。私はディレクションと営業を担当します。
「セールスなんてできない」と思っていた私が、自分で仕事を取ってくるようになったんです。
これも、TMCのおかげでした。まず同期のみんなが私に依頼してくれた。そこから同期が別の人を紹介してくれて、その方がまた次の方を紹介してくださって——。
結果として、紹介だけでオンライン秘書事業の売上は倍以上になりました。
私自身が、ブロックを外してもらった側でした

いま私はTMCの講師として、メンタルブロックの解放をお伝えしています。
メンタルブロックとは、行動したいのに行動できない状態のこと。
アクセルを踏みたいのに踏めない。あるいは、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態です。
イライラが止まらないときや、一歩を踏み出せないとき、その奥には必ず何かが引っかかっています。
そうお伝えできるのは、私自身がブロックを外してもらった側だからです。
当時の私は、息子のことでいつもイライラしていました。自分でも「瞬間湯沸かし器」と言っていたくらい、何かあるとすぐにカッとなって、息子を叱ってばかりだったんです。
驚いたのは、息子の「好き嫌い」でさえ、私のブロックだったということでした。子どもによくある好き嫌い。それに対して私が感じていた感情を辿っていくと、出てきたのは「孤独」だったんです。
なぜ息子の好き嫌いと孤独が結びつくのか。
正直、衝撃的でした。けれど何度ブロック解放を受けても、いつも最後に出てくるのは孤独。それが私の長年のテーマだったのだと気づきました。
いまでは、その孤独もずいぶん薄れています。
同じところで止まっている、あなたへ

時給800円のオンライン秘書として、頼まれるままに始めた仕事。人前で45秒話すことすら怖かった私。
その私が、イベントで実行委員長を務め、30名のチームを率い、紹介だけで売上を倍以上にできました。特別な才能があったからではありません。
止まっていた場所から、少しずつ動き出しただけです。
もし今、アクセルを踏みたいのに踏めないと感じているなら。
その奥には、あなた自身も気づいていない何かが隠れているかもしれません。私がそうだったように。

その引っかかりを一緒に解いていくことが、いまの私の仕事です!
講演・研修のご依頼について
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