150名の女性起業家が集まった場で、伝えたかったこと
静岡県内外から女性起業家150名が集結したサミットにて、講演を担当しました。
会場を見渡すと、業種もキャリアのステージも、抱えている課題もバラバラです。
開業したばかりの方もいれば、すでに軌道に乗っている方もいる。それでも、場の空気には共通するものがありました。
「もっとうまくやれるはずなのに、何かが邪魔をしている」という感覚です。
その「何か」の正体を一緒に見ていくことが、今回の講演のテーマでした。
「繊細さ」と「やさしさ」は、ビジネスの弱点ではない
女性起業家から相談を受けるとき、「自分は繊細すぎる」「気にしすぎてしまう」「断るのが苦手で」という言葉をよく聞きます。多くの方がこれを「自分の弱み」として語ります。
しかし、視点を変えればそれは全部、強みです。
- 相手の状況を細かく察知できること
- 言葉にならない不安をキャッチできること
- 無理に押しつけず、相手のペースに寄り添えること
これらはビジネスの現場で、特に人対人の信頼関係を築く場面において、大きな武器になります。
問題はその特性を持っていることではなく、それを「弱み」として自分で封じてしまっていることです。
講演では、その認識をひっくり返すための具体的な思考法と、自分らしさをそのまま成果につなげてきた事例をお伝えしました。
一歩踏み出す勇気は、正しい自己認識から生まれる
「自分を信じて一歩踏み出す」という言葉は、よく聞かれます。
ただ、自分のことを「弱い」「向いていない」と思ったままでは、どれだけ背中を押されても足が動きません。
踏み出す前に必要なのは、勇気よりも先に、自分への正しい見方です。
150名それぞれがまったく異なるステージに立ちながら、講演の後半には会場全体の空気が変わっていくのを感じました。「そうか、これは弱みじゃなかった」という気づきが、顔の表情に出てくる瞬間です。
その一人ひとりが自分の場所に戻って、また動き出してくれることが、こういった講演の場に立つ意味だと感じています。






